糖尿病を発症するまでの過程と仕組みとは

そもそも血糖値とは、食事をすることで誰もが上昇するものであり
細胞を生成・構成するためには、血液中に存在するブドウ糖を取り込む必要があります。

ブドウ糖の役割として広く知られていることが、生命活動の「エネルギー」となることです。

糖分を摂取しなければ、体は動きません。

よって、糖分というのは「取り入れなければならない成分」でもあります。

しかしながら、血糖値を上昇させる働きがあるものは
「砂糖のかたち」をしたものだけとは限らず、こちらも広く知られていることになりますが

「炭水化物」に関しても、分解という「代謝」を経ることで最終的にブドウ糖となります。

日本において”普通の食生活”を送っていれば、体が必要なエネルギーというのは不足しません。

そのため、それでも高血糖に陥ってしまうのは
やはり「食べ過ぎ」という非常に単純な、「栄養過多」を招く行動にあります。

特に、年をとることで代謝能力が下がることは避けられないことであり
<若い頃と同じ食生活>を送っているとなると、それだけでもリスクとなります。

これは「年をとると太りやすい」ことからも、明らかなことです。

「インスリン」の機能不全による血糖値の暴走

食後に血糖値が上昇した状態の値は、「食後血糖値」と呼ばれ
誰もが「空腹時」よりも、高い状態になります。

これを、徐々に減少させる働きを持つものが「インスリン」になります。

このインスリンが機能しない・効かない状態になることで
「空腹時血糖値(食後ではない状態の血糖値)」が
<常に一定の数字を超えている>症状を、高血糖と呼ぶのです。

まとめると、高血糖になってしまう要因としては

  1. 体の処理能力を超えたエネルギーの摂取
  2. インスリンが機能しない・効かない

以上の2つであり、①は②を招く要因でもあります。

「急上昇」の<繰り返し>がインスリンを狂わせる

最終的に高血糖を招くものとして、「暴飲暴食」は決定的なものです。

食べ過ぎることによって、血糖値は急上昇することになります。

それはインスリンの大量分泌を招くことにつながり
これを繰り返すことによって、インスリンの製造・分泌・機能に関わる
全ての器官が、疲弊してしまうことになります。

そして最終的には、<インスリンを感じない体>に至ります。

これらの現象こそが、「糖尿病の原因」と言えるものです。

「加齢」は避けられないリスク要因

どこからが食べ過ぎになるかは、非常に個人差の大きなものです。

体の大きや性別によっても異なりますし、代謝能力は「体質」という面も大きなものです。

ただ1つだけ確実なこととしては、年齢を重ねることで
<その人本来が持っていた代謝能力>は確実に下がるものであり
また「暴飲暴食」の回数も、絶対的に増えることになります。

これこそが生活<習慣>病と呼ばれる所以なのです。

「インスリン」が壊れる要因とは

血糖値が上昇し「高血糖」の状態となり、糖尿病と呼ばれる状態にまで
発展してしまう現象には、上記したようにインスリンが関わっています。

インスリンとは、血糖値をコントロールしているホルモンであり
膵臓で作られていることは、広く知られている知識です。

インスリンの主な働きとしては、血糖値を<下げる>ことが知られますが
<保つ>ための様々な調整役としても、大きな働くをする存在です。

とは言え、「血糖値を下げることができる唯一の成分」ということには変わりません。

そして、血糖値をコントロールすることができなくなってしまう理由としては

  1. インスリンが分泌されなくなってしまう
  2. インスリンが働かなくなってしまう
  3. インスリンの効果を体が感じなくなってしまう

主に以上の3つのケースが考えられます。

ホルモン環境が疲れてしまう

まず第一に、最も多いケースとしては
インスリン(分泌する機能含め)が疲れ果ててしまうことによるものです。

血糖値とは、”食事”をきっかけとして上昇を始めることになります。

これ自体は体が持つ自然な反応であり、問題は”常に”高くなることです。

そして、常に血糖値が高い状態というのは、食事をした後に
「下がらなかった」「下げることができなくなった」ということでもあります。

そして、なぜ下がらなくなってしまったかと言えば
インスリンを”働かせすぎでしまった”ということが主な理由になります。

食事量が多いほどに、その分だけインスリンが多く必要になります。

これが頻繁に続くことで、インスリンを分泌する機能
またインスリン自体が、壊れたものとなってしまうのです。

その結果、”血糖値をうまく下げることができない”という事態が起きてしまうのです。

体が「麻痺」してしまう

もう1つの、血糖値がうまく下がらなくなる要因として
体がインスリン(の働き)を、正常に感じることができなくなることです。

いわゆる、”麻痺してしまった”という状態であり
頻繁にインスリンが働き過ぎている状況において起こることになります。

これは、「インスリン抵抗性が強まる」と表現されることも多いです。

こういった状態にならないように、しないようにするための
最も根本的なアプローチは、血糖値の急激な上昇を防ぐことであり
まさに「難消化性デキストリン」が持つ働きが適格であると言えるのです。